暴行「日馬富士」の鯨飲伝説 焼酎甕の蓋で一気飲み…

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 酒豪で知られる初代若乃花は、博多の屋台3軒の酒を飲み尽くしてしまったという伝説がある。もちろん、日馬富士(33)も斗酒なお辞せずの酒豪である。酒場で後輩をぶん殴ってしまった後だけに、どれだけ荒れた飲み方をするのかと思ったら――。

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 東京・銀座のクラブ街には、雪駄の音が響き、鬢付け油の香りが漂う時がある。タニマチが力士を引き連れて飲みにやって来るのだ。

「日馬富士関がよく訪れていたのは、銀座8丁目の『R』という店です。そこのママがお気に入りで、しばらくはずっとその店ばかり。2人で12万〜13万円の店ですが、横綱は決まって宮崎の芋焼酎『甕雫(かめしずく)』を飲むんです。誰かの誕生日にはクリュッグやクリスタルといったシャンパン(1本10万円前後)を入れることもあります」(銀座のクラブ関係者)

 たまにタニマチを喜ばせようと、アイスペールにウイスキーを入れてガブ飲みして見せることもあったが、「きれいな酒」というのが銀座での評判である。

「銀座に出る時は2、3軒ハシゴして、最後に7丁目のバーに寄るのがパターン。ここはRのママが経営しているのですが、横綱もお金を出していると言われています」(同)

 ひとしきり飲んだあとは、待たせておいた黒のアウディでさっと帰るというから、事件の片鱗も感じさせないのだ。

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