まるで“異種格闘技” 「熊谷組」「住友林業」資本提携のワケ

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 2018年3月期決算で、上場企業の4社に1社が過去最高益を予想している。なかでも、震災復興や東京五輪関連の事業などで、追い風が吹いているのが建設業界だ。が、順風は長くは続かず、早くも業界再編の動きが加速するという。

「環境の変化に対応するために、必要だと考えた」

 熊谷組の樋口靖社長(65)は9日、記者会見で住友林業との資本提携の目的をそう語った。しかし、業績好調な準大手ゼネコンが、それほど関係が深いとは思えない異業種と“タッグ”を組むのはなぜか。...

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