アッキー経営の居酒屋「UZU」5周年で銀座「記念パーティー」の“意気軒昂”

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「私は別に悪くないでしょ?」

 当の昭恵夫人は終始、ご機嫌だったという。

「イベントは最初、ライブ演奏などが行われ、最後は昭恵さんのスピーチでした。昭恵さんは『たくさんの方に愛されている店です』と胸を張っていましたね。昭恵さんの著作を持っている出席者には、労をいとわず昭恵さん自身が全員にサインしたはずです。ただ、名刺は誰にも渡していませんでした。こちらは名刺をもらえるかもと期待していたので、かなり残念でした」

 それにしても1万2000円で200人の出席者なら240万円。先の出席者は「予算は安めの印象を受けました。1人1万円で200万円というところでしょうか」と推測する。事実なら差し引き40万円の黒字になる。

 またチャリティーバザーも開かれたというが、こちらも人気でほぼ全ての出品が売れていったという。もちろん昭恵夫人が私腹を肥やすはずもなく、利益は全額、被災地に寄付するのだそうだ。

 それにしても、集金力だけでもなかなかのものだが、昭恵夫人の行動を、どう受け止めればいいのか。政治取材歴の長い記者が分析する。

「結局、昭恵夫人が、内心では『私は別に悪くないでしょ?』と思っているということが露呈したわけでしょう。いわゆる『モリ・カケ問題』で、少なくとも昭恵さんが『モリ』のほうで元凶を作った1人であるのは間違いありません。本来ならUZUの5周年なんて祝える状態じゃないはずですが、ご主人が総選挙に勝って、夫人自身も禊が済んでしまったような状態になった。ツラの皮が厚いとまでは言いませんが、天然というか、何も考えていないというか、やっぱり昭恵さんらしい話ではあります」

 野党の“敵失”で助かったのは夫だけでなく、妻も同じだったということなのかもしれない。

週刊新潮WEB取材班

2017年11月21日掲載

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