12年ぶり復活 “aibo”発売はソニー復活の象徴か

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 おいで、おいでーー。平井一夫社長(56)の呼びかけにワン、ワンと鳴きながら歩み寄るのは、3台の犬型ロボット「aibo」だ。12年ぶりの復活だが、果たしてソニーに“福”をもたらしてくれるのか。

 先代「AIBO」は25万円という高額だったが、1999年の発売から8年間で15万台以上を売り上げるヒット商品になった。新型aiboは、本体価格19万8000円(税別)=以下同=と割安感がある。経済誌の家電業界担当記者によれば、

「本体以外にネット接続費などの“エサ代”が、3年間で9万円必要です。...

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