診断から30年、みのもんたの「糖尿病」コントロール術 著名人が明かす克服法

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羊羹をアテに日本酒

 そうした点に注意を払いながら食事をした上で、日常的に有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて行うことが糖尿病予防には有効だ。

「有酸素運動としてはウォーキングが良く、1日最低30分、分けてでもいいので歩きましょう」

 とは、国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター長の植木浩二郎氏。

「また、エネルギーを消費する場所である筋肉を維持することも非常に重要。筋トレやスクワットなど、筋力を維持する無酸素運動をすることをおすすめします。運動でなくとも、“座る時間”を短くするだけでも効果があります」

 前出の板倉氏も、日常生活の中にちょっとした運動を取り入れる方法を勧める。

「電車通勤の方はつま先立ちをしたり、吊り革に掴まってバランスを取るようにすると効果的です。つま先立ちで洗い物をしたり、片足立ちで窓拭きをしてもいい。信号待ちの際に買い物袋を持ち上げたり降ろしたりするだけでも効果がありますし、雑巾がけはそれだけで良いトレーニングになります」

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