「座間9遺体」容疑者が身を転じた風俗スカウト 搾取でトラブルも

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 学生時代は一貫して「目立たない奴」だった白石隆浩容疑者(27)。が、「夜の世界」に身を転じて以後は、“悪”の道にも手を染める。200万円を手にするために、女性をソープに“売った”のだ。

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 白石容疑者は、少なくとも2年前からは、新宿に本拠を置くスカウト会社に籍を置いていた。街頭で“キャッチ”をしたり、あるいは、SNS上で募ったりして、風俗で働きたい女性を、店に紹介する……マンガ『新宿スワン』に描かれた世界に身を投じたのである。

「タカちゃんくらい優しいスカウトはいなかった」

 と言うのは、昨年8月、白石容疑者に出会い系アプリ上でスカウトされた風俗嬢(23)。

「私は初めての風俗だったので、ソフトなサービスの店を紹介してくれましたし、1日の最低保証金も普通より全然高い額のところを見つけてくれた。だからその後もタカちゃんにお願いしていましたよ。今年に入って金沢のデリヘルを紹介してもらった時は毎日“そっち雪じゃない。暖かくしてね”などとLINEが来ました。私が気持ちが落ち込んで“死ぬ”と送ると、“死んじゃだめです”って」

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