【座間9遺体事件】私はこうして『首吊り士』から逃れた―― 同棲を約束しながら九死に一生を得た21歳女性の告白

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 年若い女たちは次々とこの男の部屋に足を踏み入れ、二度と帰ることはなかった。同棲を約束しながら九死に一生を得た女性が明かす、稀代の殺人鬼の素顔――。(以下、『新潮45』12月号掲載の「私はこうして『首吊り士』から逃れた」より一部転載)

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「毎晩のように連絡を取り合う関係になってからも、彼は私のことを『殺したい』と繰り返していました。『私を殺したら“りょう君”は犯罪者になっちゃうよ』私がそう告げると、「刑務所に行くんだったら、俺も死んだほうがいい」どうしてそこまで人を殺すことにこだわるのか――。...

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