山尾志桜里「不倫疑惑弁護士と仕事継続」で“大炎上”神奈川新聞の提灯記事

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ハードボイルド小説のような語り口

 記事は冒頭から、こんな調子だ。まるで神奈川新聞が山尾議員の「機関紙」や「広報紙」になってしまったように見える。

おまけに記事の中では、山尾議員の語り口調が凄い。もう滅茶苦茶にかっこいい。ハードボイルド小説で、女探偵が1人語りをしているようなのだ。

《週刊誌の記者を名乗る男からいきなり、「家の前から後をつけてきました」と声をかけられた。レコーダーを突き付けられてこう問われた。

「男女の関係はあったのですか」「本当に関係はなかったのですか」。さらに「離婚はしたのですか」-。(略)

 いったい何の目的で、何の情報を、誰に提供しようと考え、私にそうしたことを問うているのか。

 つまりは「むき出しの好奇心を満たせ」「まだ満たされていないのだ。だから満たせ」と繰り返しているわけだ》

 実際は「週刊文春」が当て取材をしたに過ぎない。ところが山尾議員にかかると宗教弾圧のようにも思えてくる。こういうのを「ジャンヌ・ダルク気取り」と言うのではなかっただろうか。最後に、もう1つだけ引用させて頂く。

《そうした圧力に対し、その都度、自分の信念を曲げて屈していたら、政治家を志す女性は今後増えるはずがない。だから私は政治の世界は公私を分け、政治家としての努力と実力のみで評価されるべきだと問いたい》

 誰の脳裏にも浮かぶツッコミだが「努力と実力のみで評価されたい」ということは「もう不倫疑惑は勘弁して」というのが本音だとしか思えない。

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