「刑事ゆがみ」浅野忠信の“迷演技”は神木隆之介と視聴率をゆがませる
ストーリーは面白いし、役者も豪華――なのに視聴率は上がらない「刑事ゆがみ」(フジテレビ系 木曜午後10時)。その主な原因は主役・浅野忠信の演技力?
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今シーズン、№1の面白さを期待され、10月12日にスタートした「刑事ゆがみ」。原作は「弁護士のくず」などを手がけた井浦秀夫の同名人気マンガで、普段はぐーたらでいい加減ながら、真相解明のためなら違法捜査もいとわず事件を解決する刑事・弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ)と、成績優秀で真面目だが仕事には結びつかない後輩の新米刑事・羽生虎夫(はにゅう・とらお)の凸凹コンビがさまざまな事件を解決していく刑事ドラマ。
弓神役の浅野忠信(43)は、これが民放の連続ドラマ初主演! 後輩刑事には映画やドラマ、声優まで、うけた仕事は何でも当たる神木隆之介(24)。そこに稲森いずみ(45)、仁科貴(47)、橋本淳(30)、山本美月(26)らレギュラーが脇を固め、毎回ゲストが出演する――ライバルは「相棒」(テレビ朝日系)となるはずだったが、数字が伸びていないのだ。
第1話(10月12日)7.6%
第2話(10月19日)5.8%
第3話(10月26日)6.0%
第4話(11月2日)6.3%
第5話(11月9日)6.4%
そろそろ折り返し地点というのに、この体たらく。コラムニストの林操氏も残念がる。
「ドラマとしては期待通り面白いんですよ。スタッフも全盛期のフジテレビを知らない若手が入っているから、なにか新しいことをやってやろうという意気込みを感じて、むしろ今のフジらしくない。数字が取れないのは、凋落したフジだから、ということではないでしょう。低調の原因は主演の浅野忠信ではないかと――」
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