元SMAP3人の「72時間テレビ」が呼んだ波紋… ジャニーズ“忖度”のテレ朝
11月2日から5日にかけて「AbemaTV」で放送された「72時間ホンネテレビ」は、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の「元SMAP」3人組の初揃い踏みの番組ということもあり、アクセス数は計7400万に達した。その舞台裏では、さまざまな波紋が広がっていて……。
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SMAP独立をめぐっては、ジャニーズ事務所とSMAPの元敏腕マネージャー・飯島三智氏との間でトラブルがあったことは既報の通り。今回の3人の出演については、表面上、ジャニーズ事務所は静観しているところだが、
「間に挟まって右往左往したのがうちなんです」
と明かすのは、さるテレビ朝日の幹部職員である。番組を放送した「AbemaTV」は、同局とIT企業「サイバーエージェント」が共同出資している会社であり、テレ朝の早河洋会長が同社の会長を、サイバー社の藤田晋社長が同じく社長を務めている。
だが、3人が出演するという今回の企画は、飯島氏と藤田社長の2人の間で極秘裏に進められ、9月24日の発表直前までテレ朝サイドには伏せられていたという。10月には東山紀之が司会の報道番組「サンデーLIVE!!」が始まり、来年1月にはキムタク主演の連ドラの放送が決定しているなど、ジャニーズとの関係を深めているテレ朝。飯島氏にしてみれば、事前にテレ朝に漏れれば“潰される”と思ったのだろうか。
「急だったため、ジャニーズサイドも副社長の(藤島)ジュリー(景子)さんはじめ、発表でこの件を初めて知って驚愕した。で、非難の矛先はうちに向いたんです。事務所のスタッフを通じて、アベマはそっちの関連企業なのに、何で教えてくれなかったの、と」(先のテレ朝幹部職員)
結果、テレ朝はジャニーズに“忖度”。アベマに出向しているテレ朝社員は72時間テレビの制作にタッチさせず、またワイドショーやニュースでも取り上げないという事態に……。
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11月16日発売の「週刊新潮」では、72時間テレビをめぐる“大人の事情”、そしてジャニーズ副社長vs.飯島元マネの“女の怨讐”について掲載する。