草刈正雄の愛娘・紅蘭が恋人ラッパーを語る「彼の前科は分からない」

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

「父に認められたかった」

 この“移籍”に関して、一部では「RYKEYが再び問題を起こした場合、父親に悪影響を及ぼさないようにするため」という観測も流れていた。その真偽を記者が訊くが、紅蘭は否定する。

「それは関係ないです。というか、私が何かスキャンダルに巻き込まれたとして、事務所がバービィ・オフィス(編集部註・父親の事務所)でも、独立した事務所だとしても、あまり関係なくないですか? 親子という関係は変わらないわけですし、なので、そこは本当に意識していなかったです。本来、『意識してろよ』って話なのかもしれないですけど(笑)」

 紅蘭は「会社設立は前からずっと考えていたんですよ」と明かし、傍に立つ男性マネージャーと自分を「うちら」と形容する。

「うちらは10年来の付き合いで、彼が服のブランドなど、会社をいくつか立ち上げているんですよ。それで『一緒に仕事しない?』というのはよく話していたんです。普通、テレビに出るタレントさんって、『ドラマに出たい』とか『CMをやりたい』とか目標があるじゃないですか。でも私はそういう目標がなくて、タレントだけでなくパーソナルトレーナーの仕事にも、もっと力を入れたいと思っていたんです。それで今、パーソナルトレーニングのサロンとかも作っているところなんです」

 他にも記者に対し「販売系の事業なども企画している」などと説明。そして「父親の影響下にない状態でビジネスを開始したい」と言う。

「そういったタレント以外の事業を、父の事務所に所属したままやるとなると、結局、『父親がお金を出した』とか言われるじゃないですか。全部パパのおかげみたいに言われるのが小さい頃から悔しくて。芸能の世界なら、パパと同じ業界だから、七光りみたいに言われても仕方ないと思うんですけど、他のことまで言われるのは悔しいんです。事務所を出ても言われるのかもしれないけど、ちょっとは説得力があるかな、っていう。個人なら、仮に失敗したとしても全部自分の責任じゃないですか。『父に認められたかった』というのもあると思います」

 次回の(2)では、RYKEYが逮捕された経緯を本人が語る。

  ***

(2)につづく

週刊新潮WEB取材班

2017年11月14日掲載

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。