小池都知事が真っ青!「葛飾区議選」で都民ファ「定数40」に当選たった1人の大爆死

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東京五輪に小池「都知事」として出席できるか?

 それでは都民ファvs脱都民ファという“代理戦争”の勝敗は、以下の通りだ。
 
 当選23位 《脱都ファ》 蔦絵梨奈  3,212票
 当選31位 【都民ファ】 臺英明   2,965票
 当選35位 《脱都ファ》 梅田信利  2,612票
 当選40位 《脱都ファ》 大森ゆきこ 2,176票

 落選45位 【都民ファ女性候補】   1,863票
 落選47位 【都民ファ男性候補】   1,725票
 落選49位 【都民ファ男性候補】   1,524票
 落選50位 【都民ファ女性候補】   1,425票

 反都民ファースト側が3勝0敗、都民ファースト側が1勝4敗。明暗は、あまりに鮮明だった。全国の政治家は「風」の恐怖を改めて噛みしめているだろう。

 敗因を総括してもらおうと、さる落選候補の事務所に取材の電話をかけた。すると支援者と思われる男性が沈んだ声で「ちょっとお待ちください」とつなごうとしてくれたのだが、突然女性の声で「党を通していないので電話を切らせて頂きます」と一方的に“通告”。そのまま受話器を置かれてしまった。

 先述の“脱都民ファ”を早々と実行した音喜多都議や上田都議は、小池都知事らの「言論統制、取材規制」を批判していたが、それがこれだったのかと納得させられた。とにかく前途に光明が見えないところは「希望の党」以上だろう。

 今後は一気に「ポスト小池」の議論が噴出しても不思議はない。小池都知事の任期は2020年7月30日。東京五輪は7月24日のため、選挙の前倒しか延期が取りざたされている。昨年7月に当選しながら、もうレームダック(=死に体)のイメージが出てきた小池都知事が、主催都市の首長として五輪に出席することは相当に厳しくなってきたようだ。

週刊新潮WEB取材班

11月14日掲載

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