香取慎吾「仮装大賞」続投は欽ちゃん意向でも、日テレはジャニーズを“忖度”
ジャニーズへの根回しが済んでいない
とはいえ、日テレでは8月に放送された「24時間テレビ」内での番外編「子ども達が夢の仮装大賞に挑戦!仮装レジェンドと共演」での司会は欽ちゃんと指原莉乃(24) が務めていたし、9月の定例会見では福田局長は仮装大賞について「単発番組で次の放送予定も決まっておりません」とまで言っていたのだ――。
「そりゃそうですよ、慌てて発表したんですから」とは、業界関係者である。
「会見翌日の10月31日には『女性自身』の発売が控えていて、そこでは『“降板危機”を救った欽ちゃんの愛「司会は慎吾に譲りたい」 』なんて記事が出るのがわかったからですよ。そもそも日テレは、香取を使わない方針だった。だけど、記事にもあるように、欽ちゃんは香取をいたく気に入っている。おまけに『慎吾が出ないのなら、僕も出ません』とまで言われたら、使わないわけにはいかないじゃないですか。それで香取を使う方向にはなったが、まだジャニーズへの根回しも済んでいなかったんです」
例年ならとっくに始まっているオーディションの公募もまだである。番組公式ページも立ち上がっていない状態だ。
「今回は番組の常連組に出演をお願いして収録するようです。収録は例年通り正月元旦。これも欽ちゃんの意向で、年内収録にして客席にいる子供たちに『明けましておめでとう!』なんてウソをいうのが嫌だということで、いつも元旦なんです」
香取の年明けは日テレ「仮装大賞」で始まるわけだが、すでに「週刊新潮」(10月26日号)が報じているように、稲垣吾郎は来春、関西テレビのドラマに出演することが決まるなど、独立組3人は今も人気も見せつけ、活動も順調だ。キー局は何をそこまで遠慮することがあるのだろうか。
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