「サケ孵化場」窃盗事件 “猟奇的”犯行は誰が

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 打ち捨てられていた96体もの死骸はいずれも腹を切り裂かれ、取り除かれていたのである……イクラを。

 北海道の道南でサケの卵が盗まれる事件が相次いでいる。10月9日には八雲町の捕獲場から25匹の卵(約20キロ=16万円相当)、24日は岩内町の孵化場から173匹(87キロ=69万円)、翌25日は函館市の孵化場から96匹(77キロ=61万円)、さらに26日には上ノ国町の孵化場の池の水が抜かれ、オス・メス24匹が盗まれた。

「今年は特にサケが不漁で、筋子やイクラも昨年に比べ倍近い値段になっているから狙われているのでしょう。...

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