「72時間TV」元SMAP3人と森且行で「視聴者数6000万人」キー局真っ青
「森くん」のキーワードが世界1位を獲得
翌4日、3人は浜松オートレース場に現れる。画面には「このあと21年ぶりに共演」と謳われ、番組最大の目玉である森との対談に期待は高まる。ツイッターと連動した書き込みには「森くん」の文字が躍り、ついに“世界のトレンド”で「森くん」のキーワードが世界1位を獲得までに。3人は、選手として出場する森の車券を1万円ずつ購入。残念ながら森は8位に終わるが、その後に森を交えて始まったトークが冒頭のホンネだ。
香取「帰り道でね、泣きながら叫んだような気がする。でもね、『こうしたいんです!』って森くんから聞いて、その思いはなくなった」
森「本当に迷惑かけたと思う」
香取「森くんが居なくなって大変だった」
草なぎ「歌が上手かったからね」
稲垣「俺はパートが増えたんだよ」
森が加わった時点での累計視聴者数は3800万人だったが、3時間後には4300万人を突破。あくまで累計での数字だが、500万人が増えたのである。
5日に入ってからも数字は着実に増え、午後1時に6000万人を超えた。ITジャーナリストの井上トシユキ氏もこれには驚く。
「3時間も話し続けられるのが、カッチリした枠を持つ地上波とは異なるネット放送の強み。とはいえ、6000万人という数はテレビ局にとっては新たな脅威として認識されるでしょう。いくらスーパーアイドルSMAPの元メンバーとはいえ、いわば四十を過ぎたオッサンたちの井戸端会議を延々と3時間。しかし、これを見たかったという視聴者がこれだけいるわけです。地上波のような作られたものではなく、多少の台本はあったのかもしれませんが、素の姿が見られる放送がネット放送には合いますから。つまり民放が抱えていた企業広告が流れる可能性がある」
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