新元号、年内には期日発表? 朝日新聞が報じた「3月末に天皇陛下退位」
2016年7月にNHKが放った電撃的な生前退位報道、それに続く形で綴られた天皇陛下自らのビデオメッセージ。あれから1年の間に、天皇の退位等に関する皇室典範特例法が先の通常国会で通過し、退位、あるいは譲位に向けた法整備は完了した。となれば国民の関心事は、平成はいつ終わり、新しい元号はいつから始まるのかということになる。
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そんな中、朝日新聞は10月20日付1面トップで、皇后さま83歳の誕生日に合わせるように、〈天皇陛下退位 19年3月末 即位・新元号 4月1日〉と打ってきた。
この記事はライバルを出し抜くものだったが、翌朝には、
〈天皇退位19年3月末有力〉(読売)
〈退位「19年3月末」有力〉(毎日)
〈天皇退位19年3月有力〉(東京)
などと各紙が後を追い、テレビでもTBS、テレ朝、フジが同様に報じた。他方、音なしの構えを見せているのは、産経、日経、そして、前述の退位報道や眞子さまのご婚約をスクープしたNHKである。朝日記事には、
〈首相官邸はその後、「宮中行事に配慮して欲しいという宮内庁の希望を受け入れた方がいい」(幹部)と判断し、4月1日改元とすることで最終調整に入った〉
という記述があるが、菅義偉官房長官はオフレコで、
「全然決まってない。選挙前にやったら漏れるだろうから凍結してるのにね。誰が漏らしたのかなぁ。(朝日は)どうせ恥かくでしょ」
と、にやつきながら半畳を入れ、宮内庁との調整役を担う杉田和博官房副長官も同じようにオフレコで、
「選挙が終わってから。そこから検討しようと思っていたんですよ」
そう全否定するのだった。
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