「安倍総理」勝利ではなく野党のオウンゴール いつ切れるか“アッキ―レス腱”

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 政争であれ、スポーツであれ、博打であれ、勝負事には通底するものがある。プロ野球の名監督、野村克也氏曰く、勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし――。今回の総選挙という勝負はまさにその通りだったのかもしれない。

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 自公3分の2獲得で、希望の党は公示前議席割れ。

 自公の大勝、いや希望の大惨敗で終わったこの度の「排除の論理選挙」は、希望が負けるべくして負けたのであって、安倍自民が勝つべくして勝ったとは言えまい。実際、
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