データ改竄で揺れる神戸製鋼所に“コネ入社”していた「安倍晋三首相」
神戸製鋼所が製造するアルミ・銅製部材のデータ改竄問題が大きく報道されているが、同社に安倍首相が“コネ入社”していたことは意外に知られていないようだ。
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しかも、安倍首相が社員だった頃から、神戸製鋼所は不正に手を染めていた疑いが出てきている。共同通信の取材に対し、アルミ・銅部門の同社OBは今月18日、「仕様を満たさない製品を顧客に無断で納入しても問題とならない許容範囲」をメモ化し、歴代担当者が代々受け継いできたと証言した。
更に別のOBは「40年以上前から、業界の慣習だった」と指摘。40年前なら1975年頃となる。安倍首相が神戸製鋼に勤務していたのは79年から82年だから、神戸製鋼が「無断納入」に手を染めていた時期と重なるのだ。
では政治ジャーナリスト・野上忠興氏の著作『気骨 安倍晋三のDNA』(講談社)から、「首相の会社員時代」をご紹介しよう
安倍首相は成蹊大学法学部を卒業すると渡米、1978年から南カルフォルニア大学で学ぶ。すると外務大臣を歴任し、総理総裁候補に挙げられた父の安倍晋太郎氏(故人・1924~91年)が79年に帰国を命じる。晋太郎氏が就職させる意向を示し、安倍首相も同意すると、たちまち周囲は騒がしくなったという。
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