“本家”デンマーク妃もご訪問 「アンデルセン公園」人気の理由

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 さらに絆を深める来日となった。8日、皇太子ご夫妻がデンマークのフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃を都内のホテルで出迎えられた。

 皇室担当記者の話。

「今年、日本とデンマークは外交関係樹立150周年にあたります。日本の皇室とは深い親交があり、6月には皇太子さまがデンマークを訪問、今回も東宮御所で晩餐会が開かれました」

 13日までの日程の中で、外国人に大人気だという意外な場所を訪れた。

「10日、デンマークたっての希望でメアリー妃が千葉県のふなばしアンデルセン公園を視察されました」(同)

 実はここ、ただの公園ではない。世界最大級の旅行口コミサイトである「トリップアドバイザー」でUSJや東京ディズニーランドと並び、日本の人気テーマパーク3位に選ばれるなど、人気上昇中なのだ。広報担当者に聞くと、

「現在の来場者数は年間90万人弱といったところです。おかげさまで21年前の開園時に比べ、2倍になっています。口コミで広がり、アジア圏のお客さまも多くお見えです」

 もともと船橋市とアンデルセンの生地であるデンマーク・オーデンセ市が姉妹都市だったことから生まれたこの公園。園内には風車など19世紀のデンマークの風景を再現している。なぜそれほどの人気なのか。

「アスレチックが楽しめる“ワンパク王国ゾーン”や景色が楽しめる“メルヘンの丘ゾーン”などがあり、幅広い年齢層の方にお楽しみいただけます。また、インスタ映えすると若者にも人気です。12年前にもメアリー妃は訪問されていて、2度目ということで当園としても光栄に思っています」

“本家”も気になる公園のようだ。

週刊新潮 2017年10月19日号掲載

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