セクハラ、女性トラブル、新興宗教、選挙区を把握していない… 「希望の党」のポンコツリスト

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選挙区を把握していない

 暴言、暴行、パワハラ、セクハラ、女性トラブル、怪しげな宗教……。よくもこれだけの問題人物に公認を出したものだが、以下に紹介するのは、すでに触れた人物とは少々毛色の異なる「ポンコツ」だ。

 東京16区の田村謙治氏(49)は10月3日、ツイッターにこう書き込んだ。

〈衆議院選挙(10月22日投票)に、「希望の党」から東京16区(江戸川区=葛西・小岩など)から出馬することになりました〉

 しかし、この記述には、選挙の立候補者として絶対に犯してはならない過ちが含まれていた。

「江戸川区内で小岩と名のつく地名は東小岩、西小岩、南小岩、北小岩の4つ。それらはいずれも東京16区ではなく、東京17区です。田村さんのこれまでの地盤は静岡ですから、江戸川区の事情には詳しくないのでしょうが、立候補者が選挙区の範囲を把握していないというのは前代未聞ですよ」(永田町関係者)

 この件に関して、田村氏に取材を申し込んだが回答はなかった。本誌の指摘で初めて過ちに気付き、青くなっているのかもしれない。

 候補者として“あり得ない”という点では、愛知15区の関健一郎氏(39)も同様である。10月7日の夜に行われた立候補予定者3人による公開討論会。関氏は開始30分ほどで途中退席したのだが、その理由がすごい。地元の祭りで「手筒花火を上げるため」に退席したというのだ。

 関氏本人に聞くと、

「批判が起こることは覚悟して中座しました」

 とした上で手筒花火の「重要性」を説くのだった。

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