反町隆史「相棒」新シリーズ放送開始で聞こえる「現場では低姿勢」
視聴率も興行収入も苦戦してきた反町隆史
人気テレビドラマ「相棒」(テレビ朝日)のシーズン16が10月18日にスタートした。歴代の相棒は寺脇康文、及川光博、成宮寛貴。そして現在は4代目の反町隆史。「法務省キャリア官僚」という設定が微妙なのはさておき、少なくとも撮影現場で、反町隆史への評価は高いという。
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反町隆史がスターだった時代は終わった。主演した連続テレビドラマの視聴率と、映画の興行成績を並べてみよう。
【連続テレビドラマ】
97年「ビーチボーイズ」(フジテレビ) 平均視聴率23.7%
98年「GTO」(同) 28.5%
99年「Over Time-オーバー・タイム」(同) 20.1%
「チープ・ラブ」(TBS) 13.5%
00年「ラブコンプレックス」(フジテレビ) 15.1%
02年「ダブルスコア」(同) 10.6%
03年「ホットマン」(TBS) 14.2%
04年「ワンダフルライフ」(フジテレビ) 12.5%
「ホットマン2」(TBS) 10.3%
07年「ドリーム☆アゲイン」(日本テレビ) 10.3%
08年「ロト6で3億2千万円当てた男の悲劇」(テレビ朝日) 6.6%
11年「グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~」(フジテレビ) 8.6%
15年「限界集落株式会社」(NHK) 6.6%
(※視聴率は関東地区・ビデオリサーチ調べ、小数点以下第2位は切り捨て)
【主演映画】
99年「GTO」(東映・鈴木雅之監督) 興行収入13.2億円
03年「13階段」(東宝・長澤雅彦監督) 5.4億円
05年「男たちの大和/YAMATO」(東映・佐藤純彌監督) 50.9億円
07年「蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜」(松竹・澤井信一郎監督) 13.9億円
テレビの人気は2000年を境に潮目が変わったこと、そして意外に映画を苦手にしてきたことが分かる。「男たちの大和/YAMATO」だけが例外で、残りの3作品は「反町隆史」というネームバリューに期待される数字には達していない。
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