データ改竄「神戸製鋼」に天下っていた元「経産次官」

国内 社会

  • ブックマーク

 神戸製鋼所のデータ改竄“汚染”が拡大している。アルミ製材のみならず、自動車部品に使用される鉄粉や特殊鋼、ステンレス鋼線などでも“犯行”が明らかになり、すべての納入先企業が危機感を抱いている。当然、経産省はオカンムリ。神戸製鋼には、当の経産省の元事務次官が天下っていたはずだが、さて一体何をしていたのか。

「公正な取引を揺るがし、日本の製造業全体にかかわる問題で、非常に重く受け止めている」

 神戸製鋼のデータ改竄問題を受けて、経産省の多田明弘製造産業局長はこう怒りをあらわにした。...

つづきを読む