見透かされた「小池百合子」の打算、最後の手札は“改憲協力”

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 流行(はや)りものからは距離を置き、群衆が蝟集(いしゅう)していれば傍(はた)から眺める。大人の作法である。ブームとなりつつあった「グリーンモンスター」に喝采を浴びせていた大衆も、さすがに冷静さを取り戻しつつあるようだ。

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「粛々と野党をやっていくしかなさそう。今、我々はそんな心境です」

 こう溜め息をつくのは、希望の党のある公認候補だ。

「細野さん(豪志・元環境相)と若狭さん(勝・元自民党代議士)が主導権争いを繰り広げ、小池代表の『排除の論理』発言があり、結局彼女は出馬しない。...

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