日本馬勢は惨敗も… JRA「凱旋門賞」のソロバン
またしても、悲願達成とはいかなかった。
競馬の世界最高峰レース、凱旋門賞(仏・シャンティイ競馬場、10月1日発走)である。今年は日本から、サトノダイヤモンド号、サトノノブレス号の2頭が挑戦したものの、さしたる見せ場もなく、15着(ダイヤモンド号)、16着(ノブレス号)と大惨敗。日本馬初の世界制覇は、来年以降にお預けになった。
競馬担当記者が嘆く。
「そもそも今回の2頭は、前哨戦となるフォワ賞(同競馬場、9月10日発走)でもいい結果が出せておらず、期待はそこまで高くはなかった。...