過去には「エコ戦車」提案も… 小池百合子のスベる話

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 あれよあれよという間に、他党の生殺与奪を丸ごと手中に収めてしまった女帝。むろんこうした“才覚”は一朝一夕で身につかず、代議士時代から今に至るまで、そうした気質の発露は、枚挙にいとまがない。

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「今回、都民ファーストの議員たちは面喰っています」

 とは、さる都政関係者。

「党からは『希望の党とは関係ない』との“説明”を受けてはいるものの、いざ公示となったら応援はどうすればいいのか、判断に迷っている。党幹部に尋ねてもまったく要領を得ないというのです」

 議会のみならず、事務方にも混乱を生じさせているのは言うまでもない。

「局長級が『知事の政務予定が把握できない』と嘆いています。公務も次々キャンセルするので、仕事が溜まるばかり。決裁を貰いに行こうとすると『置いといて』と言われて話ができず、仕方なく副知事の決裁で進めると『私の許可がない』と怒られる。『国政に出るなら応援する。都庁からいなくなるから』と、多くの職員が口にしています」(同)

 その専横ぶりは筋金入りだ。2007年7月、初の女性防衛大臣に就任するものの、事務次官更迭問題などもあってわずか55日で離任。在任中はといえば、

「環境大臣時代に乗っていたハイブリッドカーを引き続き使っていたので『自衛隊36万人のトップなのですから、通信設備がついた防弾仕様の公用車に乗ってください』と進言したところ『私はこれに乗る』と一蹴されました」

 とは、当時の防衛省幹部。

「結局、防衛省が環境省に掛け合ってハイブリッドカーを借り受け、代わりにこちらから環境省に公用車を貸し出しました。下らないわがままに、すっかり官僚が振り回されてしまったのです」(同)

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