二階幹事長が「今から解散をやめられないか」と漏らした事情
小池新党からの攻勢に “二階から目薬”の心境ではないか。民進党を呑み込む勢いの希望の党に、選挙の陣頭指揮を執るはずの二階俊博自民党幹事長(78)が思わぬ本音を漏らしていた。
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先月28日、二階幹事長は小池新党について、
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「解散の前の日に党名を決めたり、ちょっと準備が足りない」
と、話していたという。こと、小池新党については強気な発言が目立つのだが、
「確かに本人は解散前までは“いつでも選挙に勝てる”と語っていたんですけどね」
と、自民党関係者。
「先月25日、安倍総理が解散の会見を行う3時間半前に小池さんが希望の党代表に就任して、一気に話題をかっさらい、状況が一変しました。その直後、二階さんは“今から選挙をやめられないか”と周囲に話していたそうです。表向きは小池批判をしていますが、さすがに小池さんがここまでやるとは予想できていませんでした。27日に二階さんが官邸に入ると“本当に止(と)めるのか”と騒然となりました」
もっとも、二階幹事長にとって選挙を延期したい理由は他にもあった。子飼いの議員が軒並み、公認問題で揉めているのだ。
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