住民が撮影の「サカイ引越センター」パワハラ暴行 “酔って手を出した”
♪勉強しまっせ、引っ越しのサカイ〜。このCMで一躍全国区になったサカイ引越センターは、昨年度の売上高は約799億円で、作業件数は73万件以上に上る。ともに4年連続で日本一を誇り、東証一部に上場する業界最大手だ。ここ数年、業績は堅調に推移しているが、トレードマークのパンダも恐怖のあまり泣き出しそうな“暴行事件”が社内で起きていた。
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その様子を収めた動画がある。撮影されたのは9月10日の13時すぎ、場所は大阪府高槻市内にある「サカイ引越センター北大阪支社」の駐車場だった。
「聞こえへんねん、コラ〜」
私服姿の男が怒鳴り声を上げながら、作業着を着た男性2人を執拗に追いかけている。時折、男のパンチが顔面にヒットするが、2人は土下座をしながら、無抵抗の状態が続く。
さらに、私服姿の男が倒れ込んだ男性の顔面を目掛けて、容赦なく蹴りを入れる。挙句、男はカーボン製のゴルフクラブを手にして殴り掛かり――。
このボッコボコ動画を撮影した近所の住民がいう。
「自宅のドアを開けたら、怒鳴り声が聞こえてきて、私服姿の男が作業着の2人を殴っているのが見えたので、大変やと思って撮影しました」
撮影時間は約10分間だが、男が暴行に及んだ時間はさらに長かったという。
「最初は1人が立って殴られていて、もう1人は正座をしていました。殴っている男に対して、作業着の2人は敬語を使っていたので、上司と部下なんかなと思いました。私服姿の男はゴルフクラブで殴り掛かっただけでなく、レンガまで投げつけていたのです」(同)
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