ジャニーズの「時代錯誤」に宣戦布告! 稲垣・草なぎ・香取がネット解禁

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ジャニーズは方針を変えるのか?

 だからこそプロである元SMAPの3人が、セミプロ的な有名人の多いネットの世界に殴り込みをかければ、それだけで話題になる。おまけに彼らの実力を再認識させることもできる――飯島サイドの戦略を読み解けば、こんな具合になるだろうか。

「これまでジャニーズが禁止してきたことを、ごく自然なイメージで元SMAPの3人にやらせたわけですが、こうなると依然として禁止となっている他のジャニーズタレントが、不自然に見えてきます。端的に言って、カッコ悪く思えてくる」(同)

 ジャニーズと言えば、鉄の結束で名高い。それでも大先輩たる元SMAPの3人が「アンチ・ジャニーズ」的な活動を開始したわけだ。内部に動揺は生まれないのだろうか。

「元SMAPの3人が自由自在にSNSを活用し、それがファンの支持を集めたなら、うらやましいと思うジャニーズタレントは少なくないでしょう。解雇後で、なおかつ不起訴だったとはいえ、元KAT-TUNの田中聖さんが大麻所持容疑で現行犯逮捕されるなど、昔ならあり得ないことも起きています。あのジャニーズですら、現代の若者をつなぎとめるのに苦労している姿が垣間見える。かといって、ならばジャニーズが一気にネットを解禁し、タレントの自己プロデュース能力に賭けるかと言えば、絶対にそんなことはありません。今と変わらぬ規制が続くのは間違いないでしょう」

 とりあえず、稲垣、草なぎ、香取の「飯島組」は、がつんと一発、ジャニーズに対して先制“サイバー攻撃”を仕掛けたわけだ。これがじわじわとジャニーズを苦しめるのか、意外にも痛痒すら感じさせないのか、未来予測は関係者の間でも割れているようだ。

週刊新潮WEB取材班

2017年9月30日掲載

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