アルツハイマーを「血液」で発症診断 脳の“病的たんぱく質”検査
2025年には、高齢者の5人に1人が認知症患者になるという試算もある。もはや国民にとって“運命”となりつつあるのだが、全体のおよそ7割を占める「アルツハイマー型」の早期発見に、こんな朗報が。
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1906年、ドイツのアルツハイマー博士によって報告がなされた同病は、今なおメカニズムの全容解明に至っていない。一般的には、脳内に「アミロイドβ」というたんぱく質の老廃物が蓄積し、神経細胞を殺傷して症状が進むとされている。
そんな中、アルツハイマーの簡易かつ至便な早期診断法を開発したのが、京都府立医科大の徳田隆彦教授らのグループである。...