不倫離党「中川俊直」「山尾志桜里」 苦戦必至2人の行方

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電話が来ただけ

 もっとも地元の小学生から“エッチな先生”と呼ばれている中川氏が女性票を取り戻すのは容易ではない。

 そんな中川氏に、元愛人から一言。

「不倫が報じられても3カ月もダンマリを決め込んでいたし、会見でも嘘ばっかり。私の前で痴話喧嘩の電話をしていた前川恵代議士との関係も不倫じゃないと言い張ってましたよね。再選して禊が済みましたなんてことになったら、私、許せません」

 一方、イケメン弁護士との不倫が週刊文春に報じられた山尾氏はというと、地元・愛知7区には未だに姿を見せていない。前回は、自民党の候補を約5300票の僅差で抑えての勝利だっただけに、一刻も早いお詫び行脚が必要なはずだが、地元の後援会長である野々山利博氏が言うのだ。

「山尾さんからは電話が1回来ただけで、いつ来るという連絡もないんだよ。私としては民進党公認の山尾志桜里を応援したのであって、彼女個人を後援しているわけじゃない。党が新しい候補を立ててきたら、そっちを応援するかもしれんね」

 こちらも女性票が激減するのは確実で、苦戦は必至。2人とも赤絨毯を再び踏めるかどうかは、女性有権者の“恩赦”が得られるかにかかっている。

週刊新潮 2017年9月28日号掲載

特集「核ミサイル連射を勝利の女神にした『安倍総理』 『10月総選挙』選良たちの喜劇」より

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