不倫離党「中川俊直」「山尾志桜里」 苦戦必至2人の行方

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 永田町ではヘマをやらかしても、選挙で勝てば不問に付される。「禊(みそぎ)」という妙なしきたりだが、ならば、この2人の男女はどうだろう。党は違っても不倫で離党に追い込まれた元自民党の中川俊直前経産政務官(47)と、元民進党の山尾志桜里元政調会長(43)である。

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 形だけ頭を丸め、秘書2人と地元・広島をお詫び行脚して回っている中川氏だが、3期目に意欲満々なのだという。その辺の若手政治家なら、不倫相手をストーカーしたり、ハワイでの“重婚式”が明るみに出た時点で政治生命はお終いのはず。無理に立候補すれば古巣・自民党から対抗馬を立てられてもおかしくないのだが、地元の後援会関係者が言うのである。

「後援会の婦人部は解散してしまうし、地元の評判は今でも良くありません。でも、自民党は代わりの候補を立てられないのです。それと言うのも、俊直君は離党したあとも細田派だけは抜けていない。安倍総理の派閥に残っている議員に対抗馬を立てるのは、やりにくいんですよ。一時は、東広島市の市長や弁護士で広島出身の落合洋司氏が自民党から出たいと意欲を見せたこともありましたが、調整がつきませんでした」

 その中川氏、「禊」が済んだら自民党に復党するなんて話も地元では飛び交っているのだが、これに対する民進党の候補はというと、

「松下政経塾出身で、民進党の総支部長をしている人物が出馬することで調整が進んでいますが、市議も県議もやったことがない。前原代表も応援弁士で東広島市まで来てくれていますけど、どこまで戦えるのか未知数です」(民進党関係者)

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