また炎上「水原希子」の揺れる商品価値 ローラのような“同情票”も

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 女優・水原希子がサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」のCMに出演し、公式Twitterアカウントが差別コメントで炎上した。この点に関して、彼女は完全な被害者であり、ヘイト側を擁護できる点など何もない。

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 だがヘイトの文脈から離れ、純粋に水原希子の「商品価値」を考えると、彼女が自分自身でイメージを毀損してきたことも事実だ。まずは、彼女の“奇行史”を振り返ってみよう。

 水原は1990年10月、アメリカ・テキサス州ダラスに出生。父はアメリカ人、母は在日韓国人。1~2歳で神戸市に移住。中学生でオーディションに合格し、雑誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルとなり、次に「ViVi」(講談社)でも活躍した。

 転機は2010年、映画「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督)で、主人公の恋人という重要な役を女優初挑戦ながら演じ切って注目を浴びた。12年に「ヘルタースケルター」(蜷川実花監督)、13年にNHK大河ドラマ「八重の桜」と、女優としてのキャリアを重ね、知名度を上げていく。

 だが、この頃から彼女の行動に注目が集まる。14年11月には写真共有アプリ・Instagramで鼻ピアス姿の写真を掲載。賛否がコメント欄に入り乱れ、炎上してしまう。

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