W杯新鋭・井手口陽介 荒れたユース時代を母が明かす
世代交代を強烈に印象づけたのは間違いない。ロシアW杯出場をかけた大一番、オーストラリア戦で攻守にわたって圧巻のパフォーマンスを見せつけたのは、チーム最年少のMF井手口陽介(21)だった。高校時代、ヤンチャで鳴らし、素行の悪さからユース日本代表から外されたこともあったが、ハリルジャパンの若き救世主に成長した。
***
井手口のプレーの特徴は、何なのか。
元日本代表GKで、サッカー解説者の田口光久氏によれば、
「まず、相手の攻撃の芽を摘む戦術眼に優れていることです。...