小池都知事、季節外れの「記者懇談会」でマスコミ懐柔 狙いは

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 野球のようにストライクゾーンを線引きできないのが、人の心の難しさ。この1年、都民の気持ちを掴んできた小池百合子都知事(65)といえども、その「投球」がいつ「逸れた」と見做されるか分からない。風向きが変われば、なおさらだ。そこで、「風」を左右する彼らの懐柔に乗り出したという――。

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 9月8日夜。都庁第一本庁舎7階の会議室では、小池知事をはじめとする都の幹部と記者クラブとの懇談会が開かれていた。

「小池さんが挨拶で野球の話題を出しまして」
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