“洗脳不倫”教授を放置… 女子学生の人生を狂わせた「慶応大学」の経営責任

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「経営責任が問われるべき」

 OBでもある慶大名誉教授は、匿名を条件に嘆く。

「宗教が絡んでいるとなると、一方的な思想に刺激されている可能性もある。OBとして聞くに堪えがたい醜聞で、教授は即刻、懲戒解雇されるべきです」

 慶大名誉教授で弁護士の小林節氏も言う。

「教授は学生から見ると明らかに優越的。その地位から特定の女子学生をマインドコントロールし、自分のマンションに寝泊まりさせるなど言語道断。しかも既婚者とは、大学人以前に人間として失格です。SFCは大学経営学の実践という形で旗揚げしたキャンパスですが、親御さんから預かったお嬢さんの人生を完全に狂わせ、それを大学として看過し、事態を悪化させている。大学の経営責任が厳しく問われるべきです」

 守るべきは学生よりも世間体。そういう大学に、私学の雄として君臨する資格があるはずがない。

週刊新潮 2017年9月14日号掲載

特集「『慶応大』が危機放置の大罪! 『洗脳』で女子大生を支配した『ムスリム教授』の不倫講座」

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