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「10年後破綻する人」はどんな人か 経済ジャーナリスト・荻原博子さんに聞く
昨年、「老後破産」「下流老人」といった言葉が流行語になった背景には、多くの人が、この先の生活について不安を抱えていることがあるのは間違いない。
一体どうすれば、最悪の事態を避けることができるのか。
この度、『10年後破綻する人、幸福な人』を上梓した経済ジャーナリストの荻原博子さんに聞いてみた。
――なぜ「10年後破綻」をテーマにしたのでしょうか。
荻原:あまり先の話になると、読むことは難しいのですが、10年後くらいまでの流れは大体わかっています。...
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少子高齢化が叫ばれはじめてからというもの、われわれの人生設計に、前例がまったく適用できなくなってしまった。
たとえば、20年ほど前までは、会社員が定年まで勤め上げれば、退職金と年金で、まずまずの老後をすごすことができ、そのことが働き手にとってのインセンティブになっていた。
ところが、年功序列で増え続けるはずだった給与も賞与も伸び悩んだ挙句、退職金も雀の涙。年金も支給開始年齢を引き上げられたうえ、思ったほどの金額を受け取れない――と、そんな“残酷物語”こそが“一般的”になっているのだ。...
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