松田聖子、新天地でショップ再開 母との断絶関係もリニューアル

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“皆さんのおかげ”

 移転する以前は、聖子のショップは30年近くに亘って、目黒区自由が丘に店を構えていた。今年5月に、店内メンテナンスを理由に一時閉店し、元の場所で再開するものと思われていたが、新天地へと移転したわけである。

「聖子の知名度はアジアで非常に高い。自由が丘より、外国人旅行者が多いことに目を付けたのでは」

 と言う芸能記者もいるが、それよりも、不思議なのは、聖子の実母の存在だ。 

 先のファンが言う。

「開店から3日間、聖子ママが店にいたんです。レジ横に立って、お客の一人一人にキャンディを渡して、“皆さんのおかげでここまでやって来られました”と気さくに接客していました」

 これまで、聖子と実母の関係は、ギクシャクしていると言われていた。その訳を前出の芸能記者が言う。

「聖子が現在の夫である歯科医との結婚後に、以前、同棲していたマネージャーとヨリを戻したため、母親ら親族は激怒。聖子との間に亀裂が入ったのです。彼女は家族経営だった個人事務所を飛び出して独立し、それが原因で、自由が丘の店の名前が“フローレスセイコ”から現在の“フェリシア・クラブ”に変わることにもなった」

 その母親が、開店に合わせて、店に姿を現したとなれば……。一度は壊れた家族の関係も、ようやく修復されたということか。

週刊新潮 2017年9月14日号掲載

ワイド特集「秋の鹿は笛に寄る」より

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