なんとも、皮肉な結果ではあるまいか。反捕鯨原理主義の急先鋒、オーストラリアではクジラが増え過ぎ、そのクジラを狙って、人食い鮫として知られるホオジロザメが沿岸部にまで集まってくるようになったという。挙げ句、サーファーが襲撃され、死亡事故が頻発しているのである。
「記事によると、フライデンバーグ環境大臣が7月31日、西オーストラリア州の海岸でサーフィン中にサメの犠牲になった17歳少女の遺族と面会。...
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反「ザ・コーヴ」映画が米国へ シーシェパードにインタビューも
イルカや鯨を殺し、喰う日本人は野蛮、とのイメージを世界中に植え付けた、反捕鯨映画「ザ・コーヴ」。その反証映画として製作され、今年日本各地で公開されたのが「ビハインド・ザ・コーヴ」だ。この作品が太平洋を渡り、米国の劇場上映が決定。だが、監督の狙いはその先にあった――。
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プロデュース、監督、カメラ、編集、宣伝、配給とひとりでこなした八木景子氏(49)を、水産ジャーナリストの梅崎義人氏が語る。
「鯨漁の聖地である和歌山県太地町に4カ月間住み込み、捕鯨やイルカ漁に携わる人々の本音を聞きだしたドキュメンタリー映画が『ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜』。...
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