「R-1」覇者・中山功太、暴行で提訴される 被害キャバ嬢語る

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直後に“好きや”

 部屋に着いたのは、明け方。室内には酒の空き缶が並び、後輩芸人2人と打ち合わせを行っていたという。

「後輩にはカノジョだと言っていたようでした。しばらくすると、突然、彼が私に“お前、布団敷け”と言ってきたんです。それまでは、美紀ちゃんと呼んでいたのに。それで、私が帰ろうとすると揉み合いになり、腕や髪を引っ張り回して、床や壁に叩きつけたのです」

 その場から逃げ帰ったものの、肘や腿などに打撲を負った。さらに、翌日から数日間は、中山からの着信やメッセージが多数、携帯電話に入ってきたという。

「好きだとか声を聴きたいとか。連絡しませんと言ってきた直後には、“今でも大好きや”など、ストーカーじみているし、怖くて」

 精神的に追い詰められた吉川さんは、「急性ストレス性障害」と診断され、仕事も出来ない状態となり、弁護士に相談。示談を持ちかけたところ、中山が一切否定してきたことから、220万円の損害賠償を請求することに。9月1日から東京地裁で裁判も始まったが、さて、中山は何と答えるか。

「一番の争点が髪を掴むなどの暴行や暴言ですが、ともにございません。向うは付き合っているつもりはなかったと途中から言っていますが、初日にシャンプーや化粧品を置いて行っています。その時点で僕は付き合っていると思っていました。メッチャ好きになりましたし、なぜ、こうなったのか、理解できません」

 裁判の行方はともかく、今でも、勘違いに気が付いていないようなのだ。

週刊新潮 2017年9月14日号掲載

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