バドミントン「奥原希望」日本人初の金メダル 支えた3人の男たち

スポーツ

  • ブックマーク

父、恩師、委員長が明かす「強さの秘密」

 日本人初の世界一、その名は永遠に残る。8月27日、イギリス・グラスゴーで開催されたバドミントン・世界選手権女子シングルス決勝で、奥原希望(22)はシンドゥ・プサルラ(インド)に2-1で勝利。1977年の第1回大会から数えて、ダブルスを含めても40年ぶり、シングルスでは日本人初となる金メダルに輝いた。

 ***

 奥原は2016年、リオ五輪で銅メダルを獲得している。世界トップクラスの実力は折り紙付きだが、20年の東京五輪における金メダル候補として、一気にスポットライトが当たった格好だ。...

つづきを読む