田中真紀子、政界復帰に色気 「新潟補選」地元詣での日々

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 しかし、再び、民進党から出馬するのは容易ではなさそうである。

 民進党新潟県連の関係者に聞くと、

「万一、党本部が真紀子さんを立てようとしても、地元の合意はなかなか得られません。なぜなら、14年に行われた前回の総選挙で敵前逃亡したからです。真紀子さんは議員バッジを外してからというもの、県連の役員会に姿を現さなくなり、参院選のときも一切協力しなかった。そのため、県連は新潟5区に別の候補者を擁立しようとしていました」

 ところが、当時の海江田万里代表が、頭越しに真紀子氏を候補者に決めてしまったという。

「我々としては、仕方なく真紀子さんを応援する態勢を整えていたのですが、彼女は負け戦になると分かった途端、恥を掻きたくなかったからか、勝手に出馬を辞退した。振り回されてばかりで、もう関わるのはコリゴリです」(同)

 では、真紀子氏はどうするつもりなのか。

 東京・目白の田中邸近くにあり、彼女がオーナーを務めるイタリアレストランから出てきたところを直撃すると、

「出るとも、出ないとも……。うっははは」と大笑いし、煙に巻くばかり。

 果たして、じゃじゃ馬復活となるか。

週刊新潮 2017年9月7日号掲載

ワイド特集「天つたふ日ぞ 楽しからずや」

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