小池都知事「野田数」特別秘書、“年収1400万円”は適切?

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 なぜか、二足の草鞋を履いているのである。小池百合子都知事(65)の特別秘書でありながら、地域政党「都民ファーストの会」の代表も務めている野田数(かずさ)氏(44)のことだ。しかも、都が公表したところでは、掛け持ち仕事の特別秘書にもかかわらず、その給与として年に1400万円以上も支払われているという。いくらなんでも、高過ぎないか。

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 これまで、特別秘書の給与額は公表されなかった。

 日本維新の会の柳ヶ瀬裕文都議が解説する。

「そのため、あるジャーナリストが都に情報開示を求め、東京地裁に裁判を起こしましたが、私も人事担当者らを8月22日に呼んで、なぜ公表しないのかと問い質したのです」

 しかし、人事担当者らは、個人情報だからと、のらりくらりと言い逃れを図るばかりだったという。

「そこで、以前から特別秘書の給与額は局長級と同じだと耳にしていたので、“ならば、局長級はいくらなのか”と訊ねました。すると、1400万円から2200万円の間だと答えた。それを、特別秘書と同等の局長級の給与額としてブログに書き込むと通告したところ、その翌日、都がいきなり公表に踏み切ったというわけです」(同)

 野田氏が特別秘書に就いたのは、昨年の8月2日のこと。それ以降、月額70万6000円で、地域手当や期末手当を含めると年に1410万3761円を手にしているという。

 ショーパブ好きで知られる野田氏がそこそこ豪遊できる金額だ。ちなみに、都の職員の平均年収は約750万円。また、同じ秘書という役職では、国会議員の政策秘書が最高ランクで約1150万円である。

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