女にも金にもだらしなかったハシケン、滞納トラブルも 起訴で処分はどうなる
橋本氏の今後は
「市民オンブズマン兵庫」の森池豊武代表が声を荒らげる。
「9月上旬を予定し、神戸地検に、詐欺罪と虚偽公文書作成、行使の罪で刑事告発を行います」
さすれば、
「720万円もの金額を不正受給していたとなれば、返金をしたとしても、起訴されることはほぼ間違いないと思います」
と言うのは、元東京高検検事の川口克巳弁護士。
「ただ、一応は議員を務めた人ですので、身柄を取られることはなく、書類送検、在宅起訴という流れが考えられます。3つの罪のうち、処分は最も重い詐欺罪が基準になる。未だ記憶に新しい“号泣県議”野々村竜太郎さんは、不正受給の額が約900万円で、懲役3年、執行猶予4年でした。これと形式や金額が似通っていますから、橋本さんにも同等の処分が下されると思います。自分を信じて投票してくれた善良な市民を裏切った上、市の財政を圧迫したことにもなりますから、情状は非常に悪い」
と、絶体絶命――。
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