山中慎介、新王者ベルト剥奪でも引退か ジム会長と本人が明かす

スポーツ

  • ブックマーク

 試合とは打って変わって膠着状態である。13回連続防衛の日本タイ記録が懸かったWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者の山中慎介(34)を破ったルイス・ネリ(22)=メキシコ=にドーピング疑惑が浮上。もどかしい展開に、山中を擁する帝拳ジムの会長が口火を切り、さらには本人も――。

 ***

 8月15日の一戦は、山中が4回TKO負け。トレーナーの投じたタオルが早すぎたと物議を醸したのだが、23日にはWBCが薬物検査の結果を公表。7月27日に採取したネリの検体から、筋肉増強作用のあるジルパテロールの陽性反応が出たとのことだった。...

つづきを読む