公選法違反「茂木大臣」の嫌われぶり 自民党内に子分なし、“パワハラ”証言も

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「茂木敏充」大臣の首が飛ぶ贈呈者リスト(2)

 600円の衆議院手帖を無償で配布し、本誌(「週刊新潮」)に公選法違反が報じられた茂木敏充経済再生相(61)。事務所が“問題なし”のコメントを発表したうえ、大臣自ら火消しに走るも、その“嘘”が露見。霞が関・自民党内・派閥、そして地元や身内から四面楚歌だと聞こえてくる茂木氏の評判は――。

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 現役の官僚によると、

「茂木さんの前任・石原さん(伸晃)は常々、“オレって甘利さん(明)のリリーフだからさ。そろそろ代えてくれないかなぁ”と内閣府の幹部の前でボヤいていたんです。それが改造直前に彼独自のルートで、“次は茂木らしいぞ”と言いだして、幹部らの雰囲気は通夜のようになった。石原さんのやる気のなさをなじっていた彼らも、“あの茂木が来るくらいなら石原さんは神様”と大仰ながら言っていたほど。それくらい茂木さんは嫌われているんです」

 内閣改造報道の際に、「茂木外相へ」という5文字が新聞紙面をにぎわせたことがあった。

「あれは外務省がリークしたという説がもっぱら。“茂木がウチに来るのだけは勘弁。今の政権は逆張りするから書かせて話自体をなくしちゃえ”ということだったと言われています」(同)

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