錦織圭、今季絶望でも離れられない“魔性”恋人

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“妊娠”を怖れる

 本誌の取材に対し、観月の母親はこう訴えていた。

「錦織さんと娘の2人は真剣なんですよ。ツアーファイナルに向けて1年間、あの子たちで綿密に計画を立ててやっているんです」

 しかし、ケガによって全ての計画は白紙に。また、

「一緒に(いたい)。彼のテニスがベストであれば」

 とは、観月本人の弁。しかし、“ベスト”どころか、テニスが出来ない状況に追い込まれてしまったわけだ。

「錦織本人に自覚はないのかもしれませんが、観月の存在が彼の負担になっていることは間違いない。観月は英語が出来ないので、海外では誰かが側に付いていないとダメ。これまでは錦織のスポンサーのユニクロの関係者や彼のマネジメントを行っているIMGなどが彼女のアテンドをしたりしていたのですが……」

 と、先のスポーツライターは話す。

「今では足手まといでしかない彼女に対し、周囲の皆が“いい加減にしてくれ”と思っている。そうなると彼女を守るのは錦織本人しかいないということになり、結果として、試合に集中できない要素が増えてしまったわけです」

 当然、周囲としては2人を別れさせたくて仕方がない。しかし、

「錦織本人が周囲の声を聞き入れる様子はない。それどころか、反対の声があまりに強いことに対して意固地になって、観月と“結婚する”と言い出さないか心配ですね。また、彼女の“妊娠”を怖れる関係者も多い」(スポーツ紙記者)

 錦織を迷わす「魔性のひと」。その存在を巡り、錦織の親子関係が「断絶」の危機にあることは8月17・24日号の記事でお伝えした通り。

「成績が下がれば分かると思う。いろんなことが。失って、それで気付かなければそれまでだけん」

 錦織の父、清志氏はそう語っていた。シーズン終了後、後退した世界ランクを見て、錦織は何を思うのか。

週刊新潮 2017年8月31日秋風月増大号掲載

ワイド特集「夢追い人が夏を追う」より

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