韓国で激化する反日運動 「徴用工像」設置に「慰安婦像」搭乗バス、その代償は
「日本のメディアの取材には応じない」
徴用工像が披露されたのと同じ頃、ソウル市内を走る5台のバスに、突如としてあの慰安婦像を座らせる試みが始まったのだ。
「ソウルでは2番目の規模を誇るバス会社の東亜運輸が運行し、日本大使館の前を通る路線もあります」
とは、全国紙のソウル特派員。初日だった8月14日は、韓国の左翼系市民団体が勝手に「世界慰安婦の日」と定め、集会やイベントをするのが恒例だと続ける。
「韓国ではこうした“反日活動”が愛国を示すバロメーターになっていますけど、文政権に代わった今年は特に活動が活発化しています」
企画した東亜運輸の林真煜(イムジンウク)社長に聞くと、
「日本のメディアの取材には応じないよ。今回はあくまで民間レベルのイベントなのに、日本政府はこれをしきりに外交問題に飛び火させようとするからね」
というが、このようなお祭り騒ぎに迎合する文政権が、その代償を払う日は案外近いかもしれない。
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