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「金正日の料理人」平壌ツアーを企画 謎のカナダ人の狙い
世を騒がしている「てるみくらぶ」の倒産劇をみても、水先案内人たる旅行会社の選択は重要である。黄金週間が近づき渡航の計画を立てるムキもあろうが、「白頭(ペクトゥ)文化交流社」をご存じの方は少ないだろう。何せこの会社、かの北朝鮮へのツアーを専門に扱い、朝鮮語を流暢に話す謎のカナダ人が同行するという。正直、“不安”しかありません。
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“近くて遠い国”へと誘うその会社のウェブサイトにはこう書いてある。
〈平壌にて、金正日総書記の専属料理人を務めたかの有名な藤本健二氏の新たにオープンした寿司&ラーメンレストラン“たかはし”を訪れるという旅行ツアーを独自に企画しました〉
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「てるみくらぶ」問題 海外旅行中に旅行会社が倒産したときにとるべき行動
関連会社が破産するなど、まだまだ広がりを見せているてるみくらぶ問題。観光庁は先月26日の時点で、てるみくらぶを利用した旅行者約2500人が38の国と地域に滞在しているとし、安全に帰国できるよう対応を急いでいるという。記者会見での「すでに海外へ出国した人については、自力で対処してもらうしかない」という発表を聞いて、「こんなことってあるんだ……」と不安を感じた人は多いだろう。
どんなに安全が謳われている旅行であっても、不測の事態が起こることはあるもの。これまでに陸路を中心とした世界一周旅行をはじめ100以上の国と地域を旅した経験を持ち、『世界のへんな肉』などの著作がある旅行ライターの白石あづささんに、もしもツアー客が海外で不測の事態に巻き込まれた場合に自力で対処する方法や、事前に備えるための注意点を聞いた。...
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