3年で地球33周分! “ガソリーヌ”を超えた「鈴木五輪相」の四輪問題

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3年で地球33・8周分

 大臣の資金管理団体を「清鈴会」と言い、この組織が計上するガソリン代は、

13年 491万円
14年 382万円
15年 539万円

 現地での足は主にプリウスα、エスティマ、ステップワゴンであり、間違ってもガソリンを食い散らかすフェラーリや大型トラックは含まれていない。それを踏まえて走行距離をざっと算出すると、3年で地球33・8周分となる。

 事実、大臣の選挙区は本州最大で東京都の約3倍の広さがある。だからといって、この数字はあまりに大仰ではないか。岩手2区で対峙するライバルの畑浩治前代議士の計上金額を見ると、

13年 127万円

 昨年、地球5周分を走破する額を示し、ガソリーヌの異名を取った民進党の山尾志桜里(しおり)前政調会長は、

12年 230万円
13年 82万円
14年 86万円

 山尾女史は会見で、12年の突出した金額は秘書の悪巧みの可能性があると指摘している。要するに、その額に基づく距離を走行したとはとても言えないのだ。

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