錦織圭を迷わすモデル恋人 芸能スキャンダルの過去と「除霊女占い師」信奉
親子「断絶」の危機
悪いことしか聞かない――錦織の父の清志氏が観月をそう評したのは先述した通り(※前回参照)だが、おそらく、これらの“材料”のことは父の耳にも入っているのだろう。そして、観月の存在を巡って錦織親子は「断絶」の危機にある、と指摘する声も。
「観月との交際を快く思っていない父親へのいら立ちからか、錦織が“両親は俺に寄生している”と発言した、という情報があります」(スポーツ紙記者)
この点、清志氏に聞くと、
「そういうことを言うんだったら、全く理解していないよね。彼が小さい頃から俺なんかが全部やっていて、ユニクロやマネージャーとも関わっているし、そこからある程度の生活費というか仕事としてお金を貰っているのは問題ないことだし。ただ、そういう人(観月)に全部(お金を)取られてしまうのは残念だけど」
“寄生発言”そのものを否定しないのは気になるが、いずれにせよ、錦織の成績さえ上向いていれば、観月もここまでバッシングされなかったはず。しかし、交際前、14年の全米オープンで準優勝し、世界ランクも5位まで上がり、グランドスラム制覇は時間の問題と言われながら、観月との交際が発覚して以降、成績は低迷。世界ランクも9位(今年8月7日時点)まで落ちた。
「ここまで錦織のメンタルが不安定なのは、初めてのことだと思います」
と、分析するのは、さるスポーツジャーナリスト。
「イメージしている自分のテニスができないもどかしさが生まれ、それがメンタル面においても悪影響をおよぼしている。それが、今年6月の全仏オープンで見せた、ラケットを叩き折る行為につながるのです」
さるスポーツライターもこう指摘する。
「観月の存在が、錦織の不調の原因の1つであることは明らかですが、それに触れると錦織の取材ができなくなる。そのため、テレビやスポーツ紙にとって彼女は“アンタッチャブル”な存在になっています」
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(3)へつづく
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